Tai

グロリアのTaiのレビュー・感想・評価

グロリア(1980年製作の映画)
3.4
午前十時の映画祭にて。

出だしから圧倒的な緊迫感!
一家を殺され自身も命を狙われている少年フィルと、彼を預かることになった女性グロリア。
あまりに多勢に無勢過ぎる逃避行はかなりのスリリングでした。

子供好きではないグロリアと、自身の置かれた状況を正しく理解することができていないフィルの歯車が噛み合わなさは観ていてもどかしく、それが更に不安をかき立ててきます。
もう何度フィルに対して「言うこと聞けよ!」と心の中で叫んだことか(笑)
巻き込まれたグロリアが不憫すぎる!
しかし、何一つ自分でできないような少年が次第に成長していく様も見所の一つでした。

容赦なく銃をぶっ放すグロリア、勇ましすぎです。
Tai

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