うりぼう

弾丸を噛めのうりぼうのネタバレレビュー・内容・結末

弾丸を噛め(1975年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

 BSプレミアムシネマ

虫歯の治療に弾丸を被せて、歯を喰い縛って進む1000㎞の馬のレース。

其々の参加者が人生を背負って、馬と共に進む。人馬一体となることが勝利へのカギ。

誤って毒を飲むも、イカサマではない。アメリカ的、フロンティア魂。

女将の予想も当たらず、女性の参加者は、愛を貫く。相手は、今一でも。

今も行われるロードレースのドキュメンタリーを観たが、馬を信じ、馬を愛する者が勝つ。女性の方が優秀。

カウボーイでない若者の成長がかわいい。様々な修羅場をくぐった老カウボーイは名も告げず馬を残して散る。

英国の競馬の英雄は、自然に負け、馬を失うが、他者の世話にならず徒歩、騎士道精神。

弾丸を噛むメキシコ人は、撃たれるも死ななくて良かった。

この映画は、グランドホテル形式であり、ロードムービー。良きアメリカ時代。
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