スクリーン2番

弾丸を噛めのスクリーン2番のレビュー・感想・評価

弾丸を噛め(1975年製作の映画)
2.8
スティール・ボール・ランの元ネタ。
雪原のような砂漠地帯が印象的だった。
シーンの所々は良かったが、全体的に観て基本的にダレている。レースなのだから仲良しこよしでパカパカやってないで、もう少し緊迫感があっても良かったと思う。
肝心のゴールシーンもピンと来ない。最近の幼稚園は徒競走の順位に差が出ないように横一列でゴールテープを切るとか聞いたが、まさにそんな感じ。

馬もだいぶ体を張らされてて目が辛かった。時代だから仕方ないだろうが今じゃ撮れない。撮ったら動物虐待で愛護団体やスポンサーから訴えられるだろうな。
車がクラッシュするシーンをアクションとして撮影する映画は平凡だけど、それを馬で撮った映画ってのも今作くらいなもんじゃないか。

西部劇では珍しく撃ち合いが無いカウボーイ映画。変わり種が観たい人にオススメ。
ちなみにタイトルの意味は映画を観てたら理解できる(あ、そういう意味なの)と俺は笑ってしまった。