SFホラーな要素と、群集心理が恐ろしいスリラーサスペンス要素と、主人公の真っ直ぐな正義感を皮肉にも全否定する欝映画。
まさかのラストではあるが、そういうまさかとは思わなかった。伏線的なのがてっきりあるもんだと思ってたけど、あまり関係なかった。
120分のほとんどが店の中での出来事だけど、全く飽きずに、むしろハラハラドキドキしてずっと鑑賞できた。ホラーやパニック映画としては、それだけで割と評価できる作品だと思う。
主人公が画家だけど、メチャクチャなパワー系で戦うタイプだったので面白かった。
他の方のレビューで、「生きることを諦めたら後悔する」というメッセージ性が強いとあって、まさにそれ!!だと感じました。
主人公はとても正義感があって勇敢で父親。それは正しくもあるとは思うんだけど、早とちりする危うさが常にある性格だったので、もろもろラストまで一貫しているように感じられ、納得しました。