ミストのKのレビュー・感想・評価

【私たちはよくやった。誰にも否定できない】
・友達から勧められ、視聴。私自身ホラー映画というジャンルを始めてみた。結果から言うと、視聴を勧めた友を恨むぐらい衝撃的な映画だった。

映像はさすがに2007年の映画なので古く感じた。しかしテンポは良く感じ、とても見やすかった。

この映画はホラー映画だがそれ以上に人間の怖さを感じた。特に神を信じているカーモディはとても印象に残った。極端な言動ゆえ、当初は客たちから避けられていたが、状況の混乱に相応して徐々に信者を増やしていく。人というのは恐怖によってここまで変わると驚いた。

そしてやはりこの映画といえば衝撃的なラストだ。自分は一切知らなかったが、拳銃を取った瞬間嫌な予感がした。仲間を撃つのは予想できたが、デヴィッドが銃弾がなく死のうとしたが死ねず、仲間を殺めたすぐに軍が助けに来るという鬱展開。最高のあの時あーしてれば映画。予想を超えてきた。

作品全体としては決して褒められたものではない。最後に出てきた生物をあんなすぐ倒せるかなどツッコミ所も多い。しかしラストで全てを持ってかれた。今後もホラー映画を見ていきたいが、直ぐにはいいかもしれないw

次はもっと明るい映画をみたいw