ミストのゆかりのネタバレレビュー・内容・結末

面白かった。ほぼワンシーンもの。
霧の中に怖いものがいて人間が怯えるという情報だけで面白そうだと思って見た。
怪物はいかにもフェイクっぽかったけど、皆んなが弱った時に宗教の女教祖みたいな存在が出てきて彼女を大勢が盲目的に信じて言葉に従って人を殺すまでしたり、誰かに殺されるかもしれない状況に追い詰められた時に自害を選ぶ人が結構いたことがカオスの中で人は決まった行動をとるのだということを改めて言われているような気がした。そこはリアルだった。
最後は想像以上にびっくりだった。人が最も絶望的な心境になるようなこんな展開をよく考えたなと感動した。ショーシャンクやグリーンマイルとは違い救いはないけど映像制作側とスティーブンキングに感動した。