霧という題材を使っただけで、これは人間の内面を描いたドラマ。
表面上のお付き合い。
これが人間の1番どうでも良い部分。
これが内面が溢れ出してくると人間の怖さが浮き彫りに。
自分が男だと誇示するが、実は頭が空っぽな連中。
自分が神の伝道師と勘違いして、みんなを良からぬ方向に導くババア。
そのババアに陶酔して人を殺すことも躊躇しないアホな連中。
でも、このエンディング見ると主人公が1番の罪人な気がしてならない…
もう少し違う解決法があったのではないか…
でも、息子に言われていた一言。
怪物に僕を殺させないで…
これが効いてたんだろうな〜。
だから、自分は怪物に殺されても良いから仲間たちはそんな思いさせたくないって。
人の感情は奥深い。
この映画はアロー計画だが、怪物やらはただのツールでしかないんだろうね。そんなことはどうでもよくて、いちばん怖いのは人間だよって事。
子供を留守番させてるから戻らないと❗️と最初にスーパーを出て行った女性。彼女の子を思う意志の強さが1番強いのか。
終わりは一捻りがあるからこの映画のエンディングは語り草になってると思う。
エンドロールのBGMも軍のヘリや戦車の音。
ずーっと引きずるよね〜。
人間はこえーわ(・_・;