結論から言えば、「ピザをとって友達と吹替版を見るのがおすすめ！」な作品だと感じました。
胸糞悪い映画といえばコレ！
で有名な今作ですけれど、ラストを除けば
個人的に感じた印象は「完全に王道ベタなパニックホラー」
分かり易すぎる死亡フラグとその回収っぷりや
吹替の堀内賢雄さんのジェシーおいたんっぷりが
まさに80年代のホラー洋画あるあるの99割を踏襲しているようで最早コメディでした。
何もかもが予想通り、しかしながら期待通りなので力を抜いて楽しめます。
なので本作は一人でヒリヒリハラハラしながら観るよりも
友達とデリバリーピザを食べながら笑って観るのがおすすめです。ほんとに。ちょっとグロテスクなので苦手な方は注意ですが！
賛否分かれそうなラストは個人的には嫌でした。
なぜかと言うと「それまでの王道ルートから突如外してやったぜ！ どうだい予想外だろう！」とでも言うような原作者の意図をありありと感じてしまったからです。もっと突き詰めて言えば、ラストの展開に至るまでの必然性をもう少し丁寧に描いていれば素直に「胸糞！」と叫べていたのかも。
しかしそこまで受け入れて楽しむにはあまりに胸糞悪い終わり方なので、それまでコメディとして楽しんでいたのが突如シラけてしまった印象でした。
