宵闇之闇猫

ミストの宵闇之闇猫のネタバレレビュー・内容・結末

ミスト(2007年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ようやく、観られました!

後味の悪さって、なるほどこういう感じなのかぁ。
得体の知れないナニかに襲われ、徐々に秩序や倫理観が失われていくのは、誰も悪くない、それしか無かった…と思わざるを得ない。
ふざけるな、ふざけるな馬鹿野郎。
けれど、シュレディンガーの猫のように、こうしなかったら、今頃は救われていただろうな、と思えるシーンが終盤までギッシリ詰まってたところを見ると、
人間は、本当の疑心暗鬼に陥ると理性的な行動が出来なくなるんだなぁ…と、しみじみ。

あと、多分作中チラチラ出てきた、「霧」や「イナゴの大群」はやっぱり聖書が元ネタなんだろうけれど、クトゥルフ神話にも似たナニかあるよね。
あれは某 魔法少女漫画だけかもしれないけど、「霧の女王」とかね。

あと、やっぱり、「Dr.ストレンジ」の時も思ったけど、信仰心が強い人って倫理観の欠如が凄まじいよね。
こっちから言わせてみれば、信じる神が違うからノーサンキューだよ、アバ○レって撃つようなものだけど。

とはいえ、やっぱり非常事態になって2日も何もしなかった軍は、やはり無能ですね。「サルベージ」のSAS並みに無能。
宵闇之闇猫

宵闇之闇猫