2016/3/8鑑賞(鑑賞メーターより転載)
20世紀初頭、夫の仕事で訪れたインドで現地の豪族と道ならぬ恋に落ちた女性。そして数十年後、彼女の足跡を追ってインドを訪ね男と親しくなっていくその子孫。2人が同じようにインドの大地そして男たちに惹かれ時を超えて不思議な共感を覚える様子が描かれる。「眺めのいい部屋」や「日の名残り」など物語の「行間」を映像にするのが巧みなジェームズ・アイヴォリー監督らしいどこか哀愁の漂う映像は美しかったが...ただ、欧米人の目を通したインドはどうしてこうもインド映画と異なって眠気を誘うのだろうか(笑)。