lemmon

太陽の中の対決のlemmonのレビュー・感想・評価

太陽の中の対決(1965年製作の映画)
3.9
先住民と共に生きてきた白人が主人公。
彼が、とある駅馬車に乗り、強盗に襲われ、同席していた人たちと歩いて街に向かうことになるが、、、。

浅はかな考えの白人たちがとても印象深い。
金持ち夫婦の傲慢さ。
何もできないくせして他人には頼り、何もしないのにその他人を責め立てる奴も出てくる。

フレデリックマーチ演じる医師の偽善が笑える。
協力し合うのが白人。とはよく言えたものだ😡。
※だったらさっさと奥さん助けに行けよ!😤。


本作は、じっと待つ事がキーポイント。
演出もそれを表現したかのように、独特の間合いがある。観客にも耐えることを強要しているかのような心理に。敢えて長めの116分に感じる。

登場人物は全員ではないが色濃く特色のある存在に演出されている。クライマックスもまた印象深い(個人的には納得できないけど)。


なかなか面白かった。
60年代後期の西部劇はテーマが深いものが多い印象変わらず。
lemmon

lemmon