スギノイチ

太陽の中の対決のスギノイチのレビュー・感想・評価

太陽の中の対決(1965年製作の映画)
3.4
原住民に育てられた男(ポール・ニューマン)が、原住民を迫害し続けた男の妻を救うのか?それとも見殺しにするか?

冒頭、ポール・ニューマンの原住民姿が甚だB級臭くて不安になったが、中盤以降は骨太のニューシネマ西部劇。
ポール・ニューマンはいつも通り飄々としているようで、内心は差別者への憎悪が渦巻いている。
「”救いに値する者”だけ救っていたら、この世はおしまいよ」というヒロインの台詞が、この映画を単に善悪を逆転させた西部劇に留まらせない。
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