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その街のこども 劇場版のotteruのレビュー・感想・評価

その街のこども 劇場版(2010年製作の映画)
4.0
傷跡も生々しい街に毎年通うようになったのは、1997年から。訪れる度に復興の足跡が聞こえ、神戸ウイングが完成した頃にはすっかり新しい街が広がっていた。
心の傷は簡単には癒えない。夜の街を辿り忘れようとしていた「記憶」を紡ぐ。
サトエリが「おっちゃん」と再開するシーン、ラストの行かなければいけない場所。何も出来ない僕は、その街を訪れ食べて飲んでお土産を買って帰ること。それくらいしか出来ないけれど。
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