Millet

エイリアン4のMilletのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン4(1997年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

これまでの正義感が強いが人間味のあるリプリーというキャラクターがごっそり捻じ曲げられてしまっているので、なんとも見始めの印象が悪い。

しかし「…シテ…殺シテ」展開は良い。
オープニングの奇形のようなグロテスクは映像はここに繋がってるのね!と。
今作のリプリーは人に対してドライだが、人造人間や奇形のリプリー達、自分から生まれたエイリアンクイーン、そのクイーンの子供に対して慈愛の表情を見せる。
人間からされたことを考えれば納得のいく行動だ。

エイリアンを宇宙船に穴を開けて圧で散り散りに吹き飛ばすシーン。あれは、人造人間のコールが無事なのはわかるが、クローンとはいえ、エイリアンの遺伝子が組み込まれてるにしても、リプリーが無事なのはめちゃくちゃすぎないだろうか?
地球にたどり着いて、血液が酸で出来たクローンの半エイリアンリプリーは貴重なデータでしかないだろうし、また非道な人体実験を繰り返されたりするんじゃないだろうか。
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