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エイリアン4のkaのレビュー・感想・評価

エイリアン4(1997年製作の映画)
4.2
セピアがかった色調の質感のあるフィルムが特徴的
シリーズを通して一番グロテスクなシーンが多い。

リプリーがクローンで復活するという発想も素晴らしい
今回は人間離れした身体能力と性格も勝ち気でなんだか頼もしくもある
そして悲劇のクローンエイリアンに同情する母性もしっかり描かれている。
やっぱりリプリーは困難に立ち向かう勇敢さと優しさ
そして強い母性がなくては!

この性格の振り幅が描けたのもクローンという設定だからこそ

ゴリラ顔のジョナーと車椅子のブリース
今回はサブのキャラクターがすごい立ってる。
エイリアンは素早くて神出鬼没なのに
車椅子の乗組員がいるなんて発想、よく取り入れたなぁと感心する。

エイリアンは3や4が駄作だという人も多いが自分はどの作品も二番煎じがなく、監督も皆違うのにエイリアンが徹底的に絶望の象徴として描かれてるのが素晴らしいと思う。
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