#40 まさかのクローン
ジャン=ピエール・ジュネ監督作品
前作から200年後の設定。軍産複合体のバイオ企業のクローン技術により蘇ったリプリー8号が主人公。そこにやってきたロン・パールマン率いる軍団と合流し、エイリアンを兵器化しようとする企業・エイリアンと対峙していくストーリー。
◆良い点/注目ポイント
・シガニー・ウィーバーとロン・パールマンのバスケのシーンが印象的。身長が同じくらい。
・いつもこのシリーズで生き残るのは誰だ?と予想するんですが、大体的中。ハリウッド映画では敬虔なプロテスタントのブルネット少女、子供、ハンディキャップを背負った人は怪物からの攻撃に耐性があります。
・エイリアンが泳ぐシーンはCGの進化が体感できて良かったです。
・クローンの培養しているシーンエヴァの綾波レイっぽかったです。
◆改善点
・クローン技術や冷凍冬眠技術などかなり化学が発展した時代になぜ異星人を兵器として利用する必然性があるのかリスクと需要のバランスが取れていません。
・シリーズを通して宇宙船の遠心力を使うわけでもなく水でさえも床面に引き寄せる重力発生装置について全く触れないことがある種潔いです。
◆総括
・業務用バキュームクリーナーと火炎放射器があればエイリアンと戦える事がシリーズを通してわかりました。
この作品の醍醐味は1つの作品を通して4人の監督の持ち味が堪能できるところです。
個人的順位は
1>4>2>3 でした。
-2020年 40本目-