前半は徐々にみんなと分かり合う心温まる展開から、後半は考えうる最悪の出来事の連続。フェミニストも真っ青になる陵辱、裏切り、欺瞞に満ちた展開と、最後に待ち受ける大量虐殺。なかなか心を抉る急転直下...…
>>続きを読む先日「哀れなるものたち」でこの世の果てに希望の光を見たけど、今回はこの世の果てに絶望しかなかった。徹底的にいたぶられます。トリアーだもの。
あの白線の設定は不思議なもんで途中から慣れてはくるんだけ…
人間の愚かさが凝縮されてる。
側から見れば異常だけど、多分ほとんどのコミュニティは平気でこうなる可能性があるし、
日本の、正義面して皆で芸能人叩いてるSNSの空気感もこういうのに近いよな、と思って、…
3時間近くある上映時間も長さを感じさせないくらい濃密な内容。白線だけの舞台に賛否両論あるかもしれないが、演出効果としては抜群で演技に集中できる意味でも素晴らしかった。ラース・フォン・トリアー監督は他…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ラース・フォン・トリアーの抱える露悪とか加虐心をダイレクトに映像化した作品であり、性加害に関する報道が連日話題になっている今これを観てるとグッタリするし、ニコール・キッドマンの美貌ありきの不完全な話…
>>続きを読むこの監督によくありそうな、善性を持った/断りきれない/ある意味イノセンスな人が、被害にあったことや他の人に影響する自身の行動の決定をアナウンスせず、行き詰まる感じ
スカッとやり返さないかなと思ってた…
このレビューはネタバレを含みます
黒い床にチョークで書かれた田舎町を舞台に、ギャングから逃亡してきた美女を匿う話。全9章で構成されて、最初は美女と町の住人の関係は良好だったものの、住人は労働的にも・性的にも女性を搾取するようになる。…
>>続きを読む実際にはありえないことだけど、迷いながら、すべて撮って、最後にラストどうするか決めたんじゃないかという気がする。
終盤はあまりに言葉が多く、すべての発言の意図や正当性を吟味することが難しいけれど、映…
最初は壁のない設定に???と思ってみてたけど、壁がないので隣の人が聞き耳立てているのとかも丸見えなのがシュールで面白い
よく胸糞映画と言われるけど、自分は最後スカッと映画でした。
胸糞と言われる作品…
「バカには見えない家」みたいな観客を舐め腐ったアイデアは面白いんだけど流石に長すぎるよな…。改めてトリアーは傑作を撮るのに再見したくならない稀有な作家と確信。
逃亡者を匿う親切な町という包茎を割礼…