はま

ドッグヴィルのはまのレビュー・感想・評価

ドッグヴィル(2003年製作の映画)
3.6
お盆恒例映画鑑賞会2本目(⌒▽⌒)
今回は自分持参の作品、といっても自分が観たかった訳ではなく、また別の人にオススメされていたもの。

その人曰く、
「『ダンサー・イン・ザ・ダーク』好きなら是非!」
という事と、
「これはラース・フォン・トリアー監督の良いところが詰まった、二度と観たくない作品だよ!」
それから、
「この映画を観る時は絶対一人で観てね!」
という事を言われたので、鑑賞会に二人で観ました←

結果、
「思ってた胸糞と違う!」
という感想で、観終わった後のこのスッキリ感はなんなんだろう…!人間性を取り戻したかのような… 抑えられていた感情を解き放ったかのような…!( ◠‿◠ )

だって『ダンサー〜』を比較対象に出されると、かなりの覚悟を強いられた感あったけど、それとはまた違う胸糞感と、胸糞感と、虚無と、虚無…!

…まぁ胸糞感はあるよね←


この映画を語る上で無視できないのがその特殊すぎる演出法で、まるで舞台を観てるかのような異質感に最初はちょっと慣れるまで時間がかかるかも。
その辺の異質さはググってもらうとして…

その特質を生かすべく終盤では衝撃の展開の連続。
ニコール・キッドマンが「二度とこの監督とは仕事をしたくない」と言い切ったらしいエピソードからも伺える衝撃さ、よくぞやり切ったと思います。
ベタニーも
スカルスガルドおじさんも
ちょっとトラウマになりそうね←

観てよかったけど、確かに二度は観ないかもしれない………
はま

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