なんちゅうセットだよ!と最初は思ったものの見終えるとむしろ、普通のロケ地やセットで撮影される姿が想像できない。そんな作品でした。
九章で、二人が車内で交わした会話が核心かなぁ。それまでの長い長い八章…
まず斬新な舞台装置にびっくりした。
でもそのうち、まったく気にならなくなる。
舞台装置は余計なもの(この映画の中では)を省くことで
人間の中身がむき出しにどんどんなってくるのを感じて、
怖くなった。…
あまりに衝撃的…この一言に尽きる。
奥深いテーマに迫真の演技、斬新な映像表現。
全てにおいて予想を、そして期待を超えました。
ニコール・キッドマン演じるグレースを軸に…誰しもが持っている人間の負の部…
あの線引きの演出は普段は家や建築物に隠されている悪意が一見均衡を保っているように見えるが、
なにか一つのきっかけで凶々しい事実に変わる土壌は充分に出来上がっているという事を一目でわからせるのにこれ以…
人間本性を「獣性」と考える立場を敢えてとることによって、道徳とは何か?、人間は獣性を超越することができるのか?、罪を赦すとはどういうことなのか?といった根源的なテーマを、極めて挑発的な描き方によって…
>>続きを読むもう二度と観たくない。面白くないとかそういうことじゃなくてこんなに後味の悪さがハンパない。クライマックスもなんか個人的にしっくりこなかった。この監督の作品はその覚悟を持って観るのだけど完敗だ。全体主…
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