【存在と絶望】
人間という生き物。
知性や理性とはかけ離れた存在である。
期待すれば失望を与えられる。
信用すれば裏切られる。
与えようとすれば無制限に奪われる。
許しがあると思えば平気で悪事を…
この映画の白線の区画は、子供が木の枝で地面に線を引いて「ここ俺の陣地~」と主張するような稚拙さを感じた。だから主人公に「ここを通らないで」と本気で注意する住民はバカっぽい。真面目に白線を避けたり、跨…
>>続きを読む閉鎖的な環境により嫌なやつになるのか、人間の性か。その言い切れなさがあった。個人的には地元を思い出す。特に陶器の人形を割った女の被害者ヅラの気色悪さが最悪だった。誰もかれも利己的で醜い娯楽に興じるの…
>>続きを読む舞台みたいな簡易セット上でストーリーが進むと言う奇妙な作品。
小さな閉鎖的な町と言うのを小さなセットで表してたのかな?
中盤までは正直退屈で、何見せられてるんだろう、、ってなるんだけど中盤以降は胸…
凄まじい作品。めちゃくちゃ面白くてめちゃくちゃ辛い。人間の倫理観について考えさせられる。人間の一番汚い本質を見せてくるから、ラース・フォン・トリアーはやめられない。
私は性格が悪いのか、あのラストシ…
僕はずっと善悪二元論が大嫌いだった。人間は自身の行動を選択しているように見えて、実は環境に選択させられているだけであり、そこに善も悪もないからだ。
自分の中で解釈できない人間に悪人のレッテルを貼る…