「ハロウィン」のヒロイン役での登場の衝撃は凄かった。
父トニー・カーティスの演技力と、母ジャネット・リーの美貌を兼ね備えたジェイミー・リー・カーティス。
スクリームクィーンの下積みを経て、「トゥルーライズ」あたりの売れっ子時期から、去年63歳でオスカーで助演女優賞を取るなど、まだまだ現役バリバリで嬉しい限りである。
その彼女の売れるキッカケとなった作品である。と言っても、サイコ物ではあるが。
結論、彼女の凛々しい警察官姿のみが見どころである。というか、警察官としての活躍が観たかったが、この主人公には資質が無いから無理である。
ロン・シルヴァーの怪演が地じゃないかと思う不愉快さで、早くフェイドアウトしないかとイライラするが、演出がシツコイ。
終わり方も呆気なく、これなら2時間ドラマで十分かと思う。
この後の活躍へのステップの作品だった気がする。