アメリカ郊外の3人の若者の日常のスケッチ。
インディーズ映画の金字塔的作品という。
初ジャームッシュ。正直前半眠かったけど独特の間はクセになった。とにかく「画」がカッコよすぎ。錆び付いた郊外の空気と3人の服装の黒、雪や雲の白、というバキバキのコントラストがキマりすぎていて眼福だった。悶絶級の画面構成。
エヴァがウィリーの街にやってくる際の歩行の横移動ショット。ただ人が歩いてるだけで何故こんなに豊かに感じるの！？という。
あとジャケ写に使われてる浜辺のシーンヤバすぎ。本当に短い場面だけど波の音、3人の立ち位置、カモメの鳴くタイミング、真っ白な画面、全要素が完璧で神が宿ってるとしか思えなかった。海辺を魅力的に撮れる監督は巨匠説が自分の中で浮上してます。
