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ハンコックのnodoubtのレビュー・感想・評価

ハンコック(2008年製作の映画)
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※記録用です。

シリアスなウィルもいいけど「インディペンデンス・デイ」のウィル・スミスが一番好きな僕としては「メン・イン・ブラック」や本作のようなコミカルで軽いキャラクターを演じるウィルがやっぱり一番しっくりくる。

本作でウィルが演じるスーパーヒーロー、ハンコックは従来のみんなから尊敬され愛されてきたヒーローたちとはチト違う。
口は悪いし酒浸り。
その有り余り過ぎるスーパーパワーで街を破壊してしまう嫌われ者ヒーローなのだ。

そんな時に出会った人の良さだけが取り柄みたいなレイ(ジェイソン・ベイトマン)。
あまりに市民から嫌われているハンコックを見かねたレイは“ハンコック・イメージアップ大作戦”を展開、ついにハンコックはみんなから愛されるヒーローへと変身する。
しかしそんな中、ハンコックの体に異変が起こり始める…。

前半のハンコックのダメダメぶりとスーパーパワーによる破壊シーン、そしてハンコックがぎこちないながらも更正し、市民から拍手喝采を浴びるところまではとても面白かったです。

ところが物語に華を添えるためだけの存在だと思っていたレイの妻メアリー(シャーリーズ・セロン)に起こる衝撃的な展開に唖然、さらに後半に向けてハンコックの秘密が明かされるシリアスな流れに正直どんどん醒めていってしまいました。
前半、いいテンポで進んでいっただけに残念。
映画を観ている最中に「惜しい!」と思った珍しい作品でした。
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