先輩・久保の天才的サッカープレーに憧れて掛川高に進学したサッカー少年・トシ。
逆境を乗り越え、久保から学んだ左足のシュートで勝利の道を切り開いていく。
「週刊少年マガジン」連載の人気マンガを、アイドルグループSMAPを主演に迎えて映画化。
キャストは、懐かしの森くんをあわせてSMAP全員集合とすげー豪華。
SMAPの他にV6とKinKi Kidsも出てました。
水野美紀も古尾屋雅人もラモス瑠偉も出てるし、ある意味お得な映画でしたね。
今見ればかなりゴールデンなキャストの皆様が勢揃いではないでしょうか。
内容は、サッカー大好き少年たちの青春ドラマです。
そのサッカーが好きでたまらない気持ちと、友情を大切にする関係がさわやかで、最後まで見入ってしまいました。
「トシ、サッカー好きか?」
この言葉に、初めてみたとき子どもながら感動したのを覚えています。
そしてあらためて観て、とにかく懐かしかった。
あのダサい感じが。
なんか良くも悪くも昔の漫画をホント実写版にした感がすごく出てます。
でも今観るからこそ新鮮な感じがする。
この映画ですごいのはサッカーシーン。
本当にサッカーやってます。
普通にサッカーやってます。
SMAPがサッカーやってます。
今ならCGなりなんなりと使えますが、このころはそんなものはほとんど使わない。
これがまたお粗末なものでして、だいぶ観てられない。
特に木村拓哉のサッカー。
無理やりトリッキーなプレイしてるけど、それが意味が無さ過ぎるとこ。
全然いらないフェイントいれたり、無駄にラボーナ的なことしたり。
でも、そのやりきってるとこがカッコいいんです。
そして黄金の左足を持つ主人公、田中俊彦を演じる中居くんも最高でした。
内容は非常に薄い映画なのですが、エンディング曲が流れた時はこういう映画もたまにはいいかなと思わせられる。
「青春」、そんな言葉がよく似合う映画だなと思いました。