ブタブタ

恐竜・怪鳥の伝説のブタブタのレビュー・感想・評価

恐竜・怪鳥の伝説(1977年製作の映画)
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youtubeで無料公開中なので何十年かぶりに見ましたが確かに酷い。
日本のロジャー・コーマン、東映・岡田社長が『ジョーズ』の大ヒットに当て込んで例によって「似たようなのを作れ~い!」の鶴の一声で出来上がった映画。
この映画ほど〈終〉の文字が出た時「ちょ待てよ…」と思う映画は無いと思う。
ただ今みると恐竜の造形や撮影の余りの酷さに見てて不安になって来ると言うか、ラスト近くのラムフォリンクスとプレシオサウルスの戦いとかチープさを通り越して悪夢を見てる様で本気で怖い。
青木ケ原樹海の地下に恐竜が生き残ってるって地球空洞説をやってるのは一連の『ゴジラVSコング』を先取りしてるかも?
富士山大爆発🗻💥からの主人公(渡瀬恒彦!)とヒロインが地割れに落っこちそうになってからの「ラララ~生まれる前~の安らぎに~🎶」ってムーディーな曲がフルコーラス流れるくだりが長くてここも見ててとても不安な気持ちになる。
この映画自体が悪夢みたいな物として見ると不条理なホラー映画みたいにも思える。
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