鉄ちゃん、鉄子に捧げる作品。
戦時中の蒸気機関車が堪能できる。
鉄道員と若き軍人の交流を描く作品。
その貴重な作品を日本映画専門チャンネルの録画で鑑賞。
真珠湾攻撃の直前の公開作品。
Wikipediaの説明にもあったが、戦意高揚する側面はあるが全く気にならない程度。むしろ駅で兵隊を見送る場面は、セリフには無いものの我が子を戦地へ見送ることが辛いことが窺える演出だ。
印象強いのは、凝ったカメラアングルだ。
並走した機関車をベストのポジションから追う。更に競争するような演出だ。また、ローアングルのカメラ位置は、車輪の側面からだったり、車体の底からぶら下げるいるのか地面ギリギリの位置から過ぎ行く背景が素晴らしい。
そう言えば、子どもの頃に遊んでいた幾つかの公園に、現役を退いたSLが堂々と鎮座していた。老朽化の理由から撤去している残念な新聞記事を思い出しました。