大正末期の盛岡。国鉄の機関士助手を務める岩見浩造は、先輩の橋本機関士が雪崩に遭遇し命を落としてしまったことを機に、列車の安全運転に生涯を懸けることを決意する。やがて、漁師の娘・ゆき子と結婚…
>>続きを読む中学教師の堀川周平は妻に先立たれ、息子、良平と二人暮らし。修学旅行で生徒が事故死し、周平は責任をとって辞職する。息子を進学させるため単身上京して働く周平。良平が教師となり、彼の花嫁候補も見…
>>続きを読む昭和50年10月14日の鉄道記念日。滝ノ上市蔵は30年国鉄に勤めてきた功績章を受け取るために、妻・里子と共に札幌へ向かった。市蔵の受章を祝う宴が開かれたところへ娘・由紀が恋人を連れてくる。…
>>続きを読む銀座にほど近い芸者屋"しづもと"では、人生の悲劇にささやかな抵抗を続ける芸者たちが、その日を送っていた。ともすると特別視されがちのこの社会に生きる芸者たちの生態を、ある時は悲しく、ある時に…
>>続きを読む毎日出版文化賞受賞の畔柳二美の小説を映画化。新藤兼人が脚本。親元を離れて伯母の家で暮らすことになった性格が正反対の姉妹。二人の人生を描く心温まるドラマ。