史実を下敷きにしてエンタメ極振りの前作とは違って完全創作エンタメアクションになっちゃった続編。
敵はメキシコの麻薬カルテル!と既視感マシマシの基本設定を背景にみんな大好きチャックノリスファクトが繰り広げられるという着丼前からげっぷ不可避。
パラシュートなしのスカイダイビングアクションがなかなかいいんだけど、これがまさかの伏線だった。手下との決着(たいした恨みはないのに、串刺しにするの)がえぐくて期待したんだけど、親玉との決着はもうちょっとスカッとしたものでお願いしたかった。
スーパーバイクから百発百中のミサイル発射とか、そういうのもなくしちゃうのはセンスなさすぎなんだけど、トリビアを読むとこの頃のキャノンフィルムは資金難とのことでまあしかたないのかな。
チャックノリス自身もこれは失敗作と告白しているようで、まあそらそうだよねという内容でした。