きねまっきい

ALWAYS 三丁目の夕日’64のきねまっきいのレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)
2.0
茶川らは1で未来を夢見て2で振り返り3で子に未来を託す。
3の大団円を喜べぬのは一平ら団塊世代が経済成長やバブルを甘受し食い潰すだろうからだ。
カッコいい車や職業だけを志向する一平のキャラにそれを予見させているのは作者の誠意、かな。
69年には寅が柴又に戻り団塊の世代(一平ら)が甘受し食い潰す経済成長やバブルを批判するのだな。
三丁目は寅の前日譚。
やがて満男が生まれ吉岡に成り三丁目1に戻りメビウスの輪完成。
64はソツなく蛇足を付けた印象。
2で終りよりはマシ、だけ。