ひとり置いてけぼり感の中にいるシンジ。
自分の身に一体何が起きたのか、今一体どういう状態なのかも
誰もシンジが納得する答えは与えない。
気が付けば自分の知っていた世界とは違う現実世界。
助けたと思った綾波レイも…
カヲルに促され、ヱヴァと共に地下にある2本の槍を手に入れようとするが、途中でカヲルが自分たちのしようとしていることはまさにパンドラの箱を開けるような事、間違いだと気が付き、シンジに必死で槍を抜かないように言うのに、シンジは人の話聞けよ!って言いたくなるほど、一つの目標に向かってカヲルの忠告も聞くことなく、槍を抜いてしまった。
どうしてこいつはこうなんだよ。
で、結局カヲルを犠牲にして、打ちひしがれてるなんて、アスカが「このガキ!」って言いたくなるのも納得です。
カヲルやアスカたちの助けで何とかひとまずって感じにはなったけど、これが一体どうなっていくのかフォースインパクト、そしてゲンドウの本当の目的、シンジ・アスカ・レイはどうなるのか…
物語は複雑な感じもしなくはないけれど、映像は奇麗、多分この作品はあくまでも最終章に向かうための序章に過ぎないので、それほど物語自体難しくはないだろうけど、心情心理があまりにシンプルでそれが解り難いようにも感じた。でも映像の情報量は多い。
終わった後、なんだかわからない感情の余韻を感じる作品。