いめーじ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館には3回観に行った。
前作である『破』よりも「はっ?」と言わせる展開の連続。みんな+14歳なので変わったなぁ。
謎ワード連発で観客を置き去りにしまくる構成だが、旧作に出てくる単語も多いので、考察を頑張っていた人はなんとなーく理解できるかもしれない。自分はそれだったので、そこそこ追いつけてる感覚がキモチィ〜!

ミサトさんの辛辣っぷりが酷いけど、まぁそれだけヴィレのトップにいるってことは責任感がハンパないんだろうな。
正直ヴンダーにはあんまり惹かれない。

ゲンドウの中二病みたいな姿と生き様には不思議な安心感がある。

シンジがレイと親父と裏の最強キャラであるカヲルくんと組んでアスカ達と対立するって流れがおもしろすぎる。
ロマンチストとリアリストの戦いみたいなとこある。

支えとして完璧だったカヲルくんの死には泣いてしまう...シンジくんはもう友達できないんじゃないか?
レイも結局救えなかったし、あのレイとはもう会えないのかなあ。

それにしてもマリさんはでかくなったな。彼女がエヴァに乗ったのは何歳からだろうか?14じゃないだろ...あの胸は。

カヲルくんの存在感も素晴らしかった。
「希望は残っているよ。どんな時にもね」はほんと名言。上にも下にも繋がってる道にいる画からのYou can(not) redo.にマジでグッとくる。

そしてアスカは何よりも最高
マジでエヴァQの式波アスカは最高すぎる。殺意剥き出しで攻撃してるくせに反撃されたら「女に手をあげるなんてサイテー」とか言うし、人生経験14年差(いつ目覚めたか正確には不明だが)のシンジにガキガキ言う大人気なさよ。全然かわいくない。ガチ恋です。本当に好き。
環境に強いられた変化の悲劇性を感じつつも、彼女は大人になったらしいので、もう「あんたバカぁ?」は聞けそうにない。
ラストの余韻は凄いし「桜流し」は超名曲。
眼帯アスカが好みすぎてスコア5。
エヴァはここで完結しても全然よかったよ。