後半のフィルム復元の話よりも、前半のメリエスの生涯と時代背景=映画の歴史が面白かった。フランスの映画人たちはリュミエールがシネマトグラフを作った時代から自分たちこそが映画を作ってきたのだという自負が…
>>続きを読む映画創生期の偉人ジョルジュ・メリエス。
今でこそ当たり前を通り越して最早使い古されてしまったような技術もこの人の手による所が大きい。
でもメリエスの映像で見るとなんだか凄いものに見えちゃう。
現存す…
前半はジョルジュ・メリエスの人生、後半は『月世界旅行』のカラー版フィルム修復についてのドキュメンタリー。メリエスは映画監督というより人を楽しませる手法の1つとして映像分野に手を出した感じなのか。初期…
>>続きを読む自宅にて鑑賞。
『月世界旅行』だけでなく、初期の短編の映像もいくつか観られてとても楽しめました!
何もかもが空想だった時代の映画は、当時存在しなかった知識や技術がある現代だからこそ違った意味で輝い…
ああ〜やっと!原点をこの目で見ることができた!
初期の物語映画の代表作という歴史の色眼鏡を抜きにしても、現代でも通用する面白さだと感じた。
短いのに纏まりのあるストーリー、ユーモアのある表現、クセの…
リュミエール兄弟が発明した映画/シネマトグラフを見た最初の観客の一人だったジョルジュ・メリエス。
映画史上発の世界的ヒット作『月世界旅行(1902)』の幻のカラーVer.のリストア版が冒頭に流れるド…
空想が時代に追い付かれる苦悩と伝説の復元。とにかく"残す"技術の緻密さに驚かされた。
元祖SF映画のパイオニアでスペクタクルの魔術師ジョルジュ・メリエスの象徴作品"月世界旅行"を記録した貴重なドキュ…
『月世界旅行』は120年前の作品なのに、想像力に溢れアヴァンギャルドで、細かいつくりに驚かされる。今作はその『月世界旅行』の着色版フィルムの発掘と復元に迫るドキュメンタリー。
着色版のフィルムは奇…