2015/05/23
ソビエトに収監された主人公が脱獄→歩いて歩いて国に帰る話。
世界対戦の悲惨さは伝わるが、物語としてはひたすら歩くので地味。俳優陣の知名度や演技力でカバー。自然も美しい。見る人を選ぶかもしれないが個人的におすすめ。
厳しい自然環境の中、生き抜くための強い意志…。はっとさせられるものがありました。
旅の途中で女の子が仲間入りすると一気に華やかになる。映像的にというよりボロボロの心に光が差すというか、癒し…。ミスターの見守る目が心に沁みたなあ…。自分の一人息子と重ねてしまうよなあ…。最期はあまりにも哀れな姿だったけど目だけは透き通った青緑色だった。とても印象的。
にしても、「インドまで600キロぐらいだ!歩いていける!」ってセリフに「とえーよ!」と突っ込んでいた私…。必死感が足りない…。