どーもキューブ

地獄の門のどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

地獄の門(1980年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

フルチのシティオブザデッド



1980年、音楽ファビオフリッツィ。脚本ダルダーノサケッティ。脚本監督ルチオフルチ。

イタリアン「ゾンビ」と言えば、ルチオフルチ

今までフルチと言えば代表作「サンゲリア」

観念的なオカルトホラー「ビヨンド」
二本のみ鑑賞。 

何気にルチオフルチ作品は、レアソフト。DVD・ビデオなかなかありません。

私のビデオ屋で申し訳なさそうにあった極少の在庫にありました。

オリジナル全長版鑑賞となりました。






「サンゲリア2」の予告編から始まりましたが、イヤー中盤以降、どとーの異様な雰囲気が連続攻撃。

ゾンビだ、ハイ、走って襲われガブガブみたいな

最近はやりのゾンビ的動きは全くありません。

ルチオフルチの意外に
「むつかしい」ホラー具合
わりと「観念的」であります。

わかりやすくないんですね。

噛んで、ハイ感染

ハイゾンビ決定みたいな流れではありません。

フルチゾンビは、
ただ「起こる」んですねー

あるきっかけで本作は、地獄の門が開きます。

次々と異常事態が繰り返されます、

このテンション
この旋律
このグロシーンが、なかなか気色悪かったですねー。

結構「気持ちワルー」とかブツブツ言いながら見てました。

グロシーンもなかなかハード、訳もなく地獄の門の開き具合により「死の街」が広がっていきます。



さて
フルチが気持ち悪く迫る観念的世界

シティオブザデッド

またの名をダンウィッチの地獄門

ルチオフルチの中で、私は今んとこ本作エポックメイキングじゃないかな?と思ってます、「サンゲリア」よりも好きです。

追記
本作「グラインドハウス」本に掲載されていたけど、私は正統派のホラーに見えました。

ポスターが格好良いですねー、ゲロゲロ系な70年代のポスターですねー。

2012年4月ブログ記事より
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