ルチオ・フルチ監督はコレが1番好き。
世界の破滅の絶望感溢れる重苦しい空気感アリ、デ・ロッシの容赦ないゴア描写アリ、不気味な幽霊みたいなゾンビアリ、ファビオ・フリッツイのカッコいい音楽アリetc
で、一見B級に落ち着きそうな内容なんだけど、詩情漂う雰囲気と編集で無理矢理まとめ上げてA級ファンタジー作品になっているのがミソ。
ウィアード・テイルズで活躍した怪奇ファンタジー作家のクラーク・アシュトン・スミスから拝借したエイボンの書も出てくるし。
もちろんフルチ作品お得意の眼球の描写も健在。
大満足。
