ま

ビヨンドのまのレビュー・感想・評価

ビヨンド(1980年製作の映画)
3.4
イタリアンホラーの巨匠、ルチオ・フルチの代表作。
前作「地獄の門」、前々作「サンゲリア」、そして本作「ビヨンド」を"血みどろ3部作"と呼ぶそうな。

今回もそんな"残虐王"、"マスター・オブ・ゴア"の異名がいかんなく発揮されている。

とりあえず
刺さる、落ちる、血が出る、溶ける、痛い、熱い、苦しいの大感謝祭…
前作が蛆虫なら本作ではデカイ蜘蛛(たぶん本物)が登場し顔に張り付いてぶっ刺す拷問が見られます。

やることが半端ないというかこうだったら気持ち悪いだろうな~痛いだろうな~という監督の趣味?の様な映像をひたすら見せられてる感じ。しかもそういったシーンを長くじっくり見せられるドSっぷり。


作り物感もあるけどCGのない時代にこれを手作りしてスプラッター祭りしちゃうのだから恐れ入る。
一応ストーリーもあるけど映像のインパクトが強いのでそれどころじゃない感じでした。
当時監督も全盛期だったそうなのでその勢いそのままなスプラッタホラー作でした。
ま