三島の身体に滾る熱量ってのは
作家として日本国民としての自身 或いは法治国家と軍国主義の その狭間で発する摩擦からのように思えてしまう…テキトーにわかったような事を言えばね
その思想 その行動の 正否は人の価値観によるし 自分とはまず相容れないものだけど
彼の根源にある正直さと責任感については 認めざるを得ない
戦後や安保以降 似たような論争は絶えず繰り返され 自衛隊の違憲論もまだ延々と続いてるけど もはやそこには謙虚さや自己犠牲の精神など 微塵も残ってないもんなぁ
三島の絶望は 負けを認める覚悟をもって臨んだ結果であり 自己主義を超越した存在意義の美徳が 確かにあるように思える
現在の政治家や作家や美容医師あたりが ネットの支持といいねの積み重ねで築いた勘違いや 自分に否定的な見解を真摯に受け止められないゆえの 主張や糾弾のそれとも全く異なるしね
今や 世を語る者も それを仰ぐ者も 誰も自決などできやしないだろうね
当然 そんな自分もね…だってお腹痛いもん