80年代のスラッシャームービー全盛の時代に作られた作品。ストーリーを展開する上で全く関係のない人物のシーンが幾つか有り、テンポが悪くなっているのが気になる一方で、シーンの合間に一瞬だけ殺人鬼が写ったり、緊張感の有る演出も用意されています。
殺人鬼のビジュアルはほぼ同時期の「血のバレンタイン」のようでそこまでインパクトは無いのですが、やはりトム・サビーニによる特殊メイクは完成度が高く、白目を剥いたり「サイコ」を少し残酷にしたものだったり同じくサビーニが関わった「マニアック」のような「破裂」まで披露。
下記のメイキングではサビーニ本人が殺害シーンにおける殺人鬼の役(手)を一部担当しているのが分かります。
https://www.youtube.com/watch?v=vhd2pO887kg