茜

ローズマリーの茜のレビュー・感想・評価

ローズマリー(1981年製作の映画)
3.2
ヒロインのケツアゴがめっちゃ綺麗で、度々そこに視線を奪われてしまうもんだから参った。

前から気になっていてディスク購入したものの、結果的にはそこまで夢中になれず…。
本当にごく普通の、寧ろ気になる部分の方が多いスラッシャーという印象。
犯人探しというミステリー面については期待しない方がいいし、監督自身も制作するにあたってその点には重きを置いていなかったらしい。
実際犯人の正体もめちゃくちゃ分かりやすいうえ、劇中に思わせぶりな描写が多い割に最後までその点が回収される事もなくスッキリしない点が多々…。
独特の存在感を放つ割には特に意味のない登場人物や、ここに無駄な尺を取るのか…っていうシーンもやたら多くて、全体的に間延びしてる気がする。
ラストも嫌いではないけど、唐突で取って付けたような感じがしちゃう。

ただ特殊メイクのクオリティと犯人のビジュアルはかなり好き!
この特殊メイクを担当した方、当時めちゃくちゃ売れっ子だったらしく、自身の中でも本作は最高傑作なんだとか。
抱き合ったカップルを丸ごと貫通するピッチフォークを皮切りに、長剣が脳天から顎を突き破って白目剥いたり、ショットガンでド派手に破裂する頭部などなど…。
特に脳天串刺しシーンが名場面と言われるのも納得だし、プールで喉掻っ切られて血と一緒に気泡まで出て来るところも素敵過ぎた。
ヘルメットを被り軍服姿で長剣持った犯人のビジュアルも軍服好きとしては無条件にときめいちゃうやつ。
この特殊メイククオリティと犯人の完全装備だけでも見る価値はある!と思う。
茜