常人がつくったらクソイタいしキモい映画になりかねない、キアロスタミの特権によってのみ成立した映画。
スローシネマの時間感覚麻痺効果がこの映画でも半端なく発揮されている。最初の30分はもういつの間に…
これは好きなやつです。
かなり前に一緒に観た人が、「これは、 (まるで、恋をしている誰かのようなかんじで、)誰も誰にも恋なんかしてないから嫌だ」てきなことを言ってて、未だに記憶に残ってる。
キアロス…
まず、日本に来て作った映画がこの内容なのが怖すぎる。キアロスタミ監督の作品は『桜桃の味』と『友だちのうちはどこ?』と『そして人生はつづく』を観てきたけど、こんな入り組んだグスい人間模様を写すなんて知…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
高梨臨のおばあちゃんは孫に会いに東京に来ているの、という留守電だけを朝から数時間おきに5件くらい残していて、これが程よく可哀想に思えずイライラするでもない。最後の留守電でおばあちゃんは新宿の駅前で待…
>>続きを読むおもしろい!そして、難解な映画だ…。
これ、製作のクラファン入れたんですよね。で、リターンでワールドプレミアを観に行って失望して帰ってきて、それ以来みてなかったんだけど、その時に貰ったDVDを、今み…
走行する車内にいる人物と窓外の流れ動く風景が合成されたショットが充実している、高梨臨への祖母からの電話が怪談系都市伝説「メリーさんの電話」を彷彿させるし突発的に驚かせるようなラストも「メリーさんの電…
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