コザカナカルシウム

恋の罪のコザカナカルシウムのレビュー・感想・評価

恋の罪(2011年製作の映画)
3.1
東電OL事件を元に…っていうかモロ東電OLだった。
母娘関係があの不可解な売春に関わっているのは間違いなく、その辺りこの映画はうまく表現している。
ただ東電OLの裏にある会社での女性差別やミソジニーの要素は描かれていないので一面的ではあるが。

主人公は東電OLではない主婦。

スリッパが1ミリでもずれているのが許せない。そんな夫に抑圧されていたのが、東電と出会って解放されていく。
スーパーの店頭販売の仕事で初めはモジモジしていた主婦が、家の鏡に裸でエプロン姿で大声で売り子の練習をしているのシーンはギャグなのか何なのか?

不思議な映画だけど東電OL事件に興味がある人は必見。