ぽりんきぃ

恋の罪のぽりんきぃのレビュー・感想・評価

恋の罪(2011年製作の映画)
4.1
なんかこう、自暴自棄になったり、男なんてクソだ!とか何かしらに荒れた時になぜか無性に観たくなって(笑)何回も観てる作品。THE・女の映画ですね!

けど、未だに答えが見つからない作品でもある(๑꒪ㅁ꒪๑)

公開前日にCMを観て、これは行かねば!と初日に映画館に観に行きました。定員オーバーで今では珍しい立ち見システムOKな映画館で、地べたに座ってる方も多々。その中に紛れて人生で初めて隅の地べたに座って映画を鑑賞した思い出の映画でもあります(*´꒳`*)楽しかったー(笑)あれクセになりそうだったってゆうかまたああして観てみたい(笑)

出ている女優さん、特に冨樫真さんが現れて一気にガラッと雰囲気が変わったとゆうか、あの怪演っぷりには映画館でトリハダ立ったのを覚えています。その激しさが無性に観たくて借りる時もあります(笑)すごい女優さんですね!でも普段はとてもシャイで大人しい方でそのギャップもまたすごい!

ほかのみなさんも体当たりな演技でした。神楽坂さん電話しながら突かれてて「いま、いくから、いますぐいくから、ね」は笑わせる名言&名シーン(笑)会場もドッと湧いてました!ソーセージも心の自信を表すかのようにどんどんおっきくなってっちゃったりして(笑)監督の遊び心♪

女の性は奥が本当に深い。
女の自分でもまだまだ知りえないこと
女同士でも分かり合えないこと
いっぱいある。

ただその性に従いすぎると
女って破綻する時があるのよね。
女である悦び、絶頂を知りすぎるのもあまりいいものではない。
わたしどうなってしまうの。
どこまでいってしまうのなんて
制御が効かなくなる。
女の性や身体や心とはなかなか難しい生き物なのだ(●︎´ϖ`●︎)

あの日の映画館の空気の一体感は今までの中で一番。本当にすごくてみんな本当に映画を楽しんでるな〜って思ったし、映画館て声出して笑ってもいい場所なんだって初めて知った。初・園子温だったのですが、この監督は愛されてる監督なんだな〜ってひさひしと感じた覚えがあります。
実際に事件があった場所に通る機会があったので、手を合わせて帰りました。