出演・監修が久保田麻琴。僕の本名の由来となった音楽家の一人。
そして妻のふるさとである宮古諸島。
自分のルーツを考えるきっかけにと鑑賞。
音楽、神事、歴史、神唄、人頭税、ブルース、御嶽(うたき)
神との交信をとても自然に語るおばあ達。
それを聞いて違和感を感じない。
信仰が生きることと地続きなものに思えた。
沖縄の音楽と聴いて最初に想像するアップテンポな、三線と唄と元気な合いの手と踊り…というのは少しだけであまりフィーチャーされてない。
フィールドレコーディングされた神唄や古謡が全編に散りばめられているが、
久保田麻琴・池田洋一らが現代的な伴奏をオーバーダブしてリワークしたらしい音源も出てきて、単なる学術資料という映画ではない。