akiyoshi

エレベーターのakiyoshiのレビュー・感想・評価

エレベーター(2011年製作の映画)
1.0
子どもを邪悪に描くのはホラー・サスペンスでよく見られる手法ですが、これはただただ子どもを邪悪に描いて、その子どもをひどい目に遭わせて溜飲を下げているようにみえます。レビューでひどいことを言っている人が散見され、演者の子どもが心配です。
コメディアンの男性(最悪なキャラクター造形です)が、子どもをなだめるフリをして、小声でとてもひどいことを言うのも最悪。

イラン系の警備員が「自爆テロ」のイメージで差別を受けている描写と、爆弾を持ち込む中年女性の息子がイランで死んだこと、並べて描くにしてはうまく処理できてない感じです。債券を取り扱う大企業が邪悪なのはともかく……。おすすめしません。
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