まろ

仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリのまろのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

KAMEN RIDER FILM ARCHIVE vol.1にて、Wは視聴途中だが良い機会なので鑑賞。

白状しておくと火野映司見たさしかなかったのですが…結論、基本を押さえておけば単体映画として余裕で楽しめる。
アクロバティックなバイクアクション、火薬量共にTHE・ライダー映画だった。今作を見て、Wが神作と名高い理由がわかった気がする。21のコアメダル直後に見たので、羨ましいくらいのかっこよs…

まず翔太郎とフィリップのバディ感が半端ない、と改めて。二人の間に友情、信頼がバリバリにみなぎっていて、王道で、熱くて…囚われのフィリップを助けるクールな翔太郎まじで惚れる。
桐山さんのボイスは本当にいい声。
ジョーカーのアクションもかっこよかった。
2号ライダーも主人公たちに引けを取らず見せ場がたくさんあって大活躍だし、敵役には松岡充、杉本彩とキャスト陣も豪華。杉本彩ならヴィランらしいヴィランやりそうだなぁと思っていたけど、味方に寄りつつ…な優しみを帯びた敵でちょっと意外だったり。
フィリップが母性を感じていたマリア、その実子だったのはエターナル、しかしマリアもフィリップを息子のように想っていたことが判り、最後はフィリップがエターナルに方を付ける…なんてストーリーも秀逸。
気づけば風都の民と一緒になって、がんばれ仮面ライダー!!って心の中で叫んでた。
あと火野映司になりたてほやほやの渡部秀さんも最高でした。色々探り探りな感じが垣間見えてかわいいの極み。
展開も無理なくラストまでテンポが良かったと思う。Wをちゃんと履修したいな!という気持ちになりました。

丸の内TOEI、レトロな外観・内装で結構趣ある建物だった。左右前後の座席間隔は広く、アクセスも良く、機会あればまた利用したい。
まろ

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