上海十月

天保水滸伝 大原幽学の上海十月のレビュー・感想・評価

天保水滸伝 大原幽学(1976年製作の映画)
3.5
大原幽学知る人ぞ知る人。とにかく銚子周辺は、気が荒いと言うかデストピア様相だった。「座頭市物語」でも平手造酒出てきてフィクションとして馴染みやすいのかもしれない。大原幽学まで絡んでくるとは思わなかったですね。山本薩夫は、エンタテーメントをよく理解しているので説教ばかりでなく、要所要所に殺陣入れたり、色っぽいシーンを入れるのが上手い。本来は、シネスコで描いた方が良さそうな群衆シーンなんか見事ですね。後半エピソード満載なのかスピードアップして呆気なかったですね。
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