このレビューはネタバレを含みます
子安武人さんが主人公と色々な神様の声を演じ分ける場面が聞き所。子安さんが演じる神が子安さんが演じる主人公に問いかけたり、子安さんが演じる主人公が答えたりとキャラクターに合わせて微妙に声を変える子安祭りを堪能できます。テラ子安w
『黄金の法』や『永遠の法』といった幸福の科学のアニメ映画を制作してきたグループ・タックが倒産したことで本作からHSピクチャーズという幸福の科学のアニメ制作会社が制作しているのですが、どうもモブの作画がテキトーに感じられます。
神作画だった『黄金の法』や『永遠の法』が懐かしい;;
さて、映画では中華人民共和国は東アジア共和国という名前で軍事クーデター後、帝国ゴドムという独裁国家になっていました。
まあ、中国共産党の独裁国家という意味では現実と同じですね。
この帝国ゴドムの本拠地が、コミケ会場である東京ビッグサイトっぽいなぁと思ったのは私だけでしょうか。
ちなみに、時代は2020年代の設定なのですが、幸福の科学学園の生徒や日本の閣僚たちがガラケーを使っていたのは、どうなんでしょうか。
本作の主人公である子安さんの自己紹介がカッコイイです。「翔!!獅子丸翔!!」って感じです。子安さん以外がやったらダサイです。
しかし、本作を最後に子安さんは大川隆法さんの声を演じなくなってしまいました。
現在は梅原裕一郎さんが大川隆法さんの声を担当しているようです。
閑話休題。
帝国ゴドム軍が日本に攻めてきますが、日本の守護怪獣ヤマタノオロチが大活躍。このヤマタノオロチもキングギドラっぽくてカッコイイです。ゴドム皇帝も悪いドラゴンで対抗します。二大怪獣の決戦かと思ったら日本の守護神である木花開耶姫が、なぜかヤマタノオロチを引っ込めます。
かくして、日本はゴドム帝国の植民地になってしまいました。
小学校にはゴドム皇帝の肖像画が飾られ、反日教育が行われます。
朝鮮学校かw
ここら辺の描写を、もっとして欲しかったです。
その後、ゴドム皇帝に協力する宇宙人女性を寝取った主人公が反撃に転じますが、逆に捕まって処刑されます。でも、主人公は神様なので復活します。
最後は主人公が魔法少女ステッキを持ち、全世界から信仰心を集めた元気玉を炸裂させて敵を撃滅させます。
いっぱい人間が死んでいるのに三木眞一郎さん演じる宇宙人が「グッドニュースではないか」という一言で、まとめます。
そして、大川隆法さん作詞&作曲の主題歌で終わり。
イッツ・ア・ミラクルワールド!!
ところで、このジュリアってメガネっ娘はインド人かな??