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推理作家ポー 最期の5日間のstanleyのレビュー・感想・評価

推理作家ポー 最期の5日間(2012年製作の映画)
3.4
とても懐かしさを覚える映画。 

ポーの謎の言葉を基につくられたオリジナル脚本 
これはこれでよく考えられた構成だと思える 
けれど、ポーの作品がどれほど後世に影響を与えているかが 
この映画ではよぉーく見てとれる 

ポーの原作はほとんど知らないけれど 
映画での描写はどれも見たことがある 

思い出したのは 
天地茂の明智小五郎 美女シリーズ 
さすがの江戸川乱歩って感じだ♪ 
あーでも美女のセクシーなシーンはなかったな 

ポーの作品の模倣により犯罪が行われていくのが 
かなり無理があるものの 
それでもサスペンス要素はしっかりと盛り込まれているので 
お話に引き込まれていく感覚と 
犯人探しにも熱が入りそう 

問題はやはりあの映画と比較されてしまうところ 
どうしてもジョン・キューザックとルーク・エヴァンスでは 
ビジュアル的に 
ダウニー・Jrとジュード・ロウには勝てなかろうね 

まぁあちらはコメディタッチで 
こちらはいかにもシリアスってところで 
ジョン・キューザックはありですよ 
いやむしろこっちだしょ 

案外好きなのはエンドロール 
あまりにも作品内容とかけ離れているので 
少し興ざめもしますが、 
アレはアレ単体でみるとけっこうカッコいい 

ポーの雰囲気を味わいたい場合は 
みないことをオススメします
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