とても懐かしさを覚える映画。
ポーの謎の言葉を基につくられたオリジナル脚本
これはこれでよく考えられた構成だと思える
けれど、ポーの作品がどれほど後世に影響を与えているかが
この映画ではよぉーく見てとれる
ポーの原作はほとんど知らないけれど
映画での描写はどれも見たことがある
思い出したのは
天地茂の明智小五郎 美女シリーズ
さすがの江戸川乱歩って感じだ♪
あーでも美女のセクシーなシーンはなかったな
ポーの作品の模倣により犯罪が行われていくのが
かなり無理があるものの
それでもサスペンス要素はしっかりと盛り込まれているので
お話に引き込まれていく感覚と
犯人探しにも熱が入りそう
問題はやはりあの映画と比較されてしまうところ
どうしてもジョン・キューザックとルーク・エヴァンスでは
ビジュアル的に
ダウニー・Jrとジュード・ロウには勝てなかろうね
まぁあちらはコメディタッチで
こちらはいかにもシリアスってところで
ジョン・キューザックはありですよ
いやむしろこっちだしょ
案外好きなのはエンドロール
あまりにも作品内容とかけ離れているので
少し興ざめもしますが、
アレはアレ単体でみるとけっこうカッコいい
ポーの雰囲気を味わいたい場合は
みないことをオススメします