このレビューはネタバレを含みます
これぞまさにステイサムの真骨頂的作品。
同期の悪徳警官を密告して省かれて、落ちぶれた元刑事ルークが少女を守ることに。この少女、一度見た数字は即座に覚えるという特筆した暗記スキルを備えた天才児なんですが、イイ意味でそんな感じをさせないところが悪くなく、美少女でないからこその親しみも持てるという(失言かもしれませんか)、アクション映画的に言うなら満点の采配です。
またルークの落ちぶれ序盤が中々堂に入っていて、『ハミングバード』もそうでしたけど落ちぶれステイサムイイです。心身共にボロボロだけど、だからこそ誰かの為に戦う動機が得られたことで、再生する姿というのがちょっと神秘的というか、弾丸坊主もきっと顔負け、まさに見事な守護天使!
出てくる輩も揃いも揃って、クズ野郎の極みですが、そんな奴らがルークにボッコボコにされるのがまた良くて、しかも無益に殺されないから、却って恐怖が持続中w
まさに一番強いヤツとは揉めないほうがイイですね(笑)。
難しい要素はナシで、シンプルを極める映画。これぞまさに気軽に見られてスカッとできるアクション映画のあるべき姿の一つです✨
結構楽しく見れました!