たにぐそ

ヴァン・ヘルシングのたにぐそのレビュー・感想・評価

ヴァン・ヘルシング(2004年製作の映画)
3.7
ヒュー・ジャックマンが若い!

「ハムナプトラシリーズ」のスティーブン・ソマーズ監督で鳴り物入りのシリーズ化構想の元で製作されたものの、成績は今ひとつだった本作、時代設定や大集合感を含め、どこか前年公開の「リーグ・オブ・レジェンド(2003)」と通じるものも感じる

ドラキュラ・フランケンシュタイン・狼男といった古き良きユニバーサル・モンスターズというより、「ウォーターワールド」的、90年代のちょいダサい楽しいアクション・アドベンチャー大作というか

使い慣れが感じられるCGやグリーンバック合成だけでなく、湿気むんむんのスタジオセットや意外に凝った作りの衣装や小道具、無骨な特殊メイクも多用している感じが、現在のワイスピ・MCU基準の大作映画とはまた違い、奥行きがあって良い味がする

エンディングの冥土からのメッセージシーンは流石にダサすぎて爆笑したが

以降の怪奇大作映画の流れはダーク・ユニバースの頓挫で止まってしまったものの、ジェームズ・ワン製作でヴァン・ヘルシングのリブート企画が構想にあるとのことで今後も期待ですね
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